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アーティストの仕事

DJ

Disc Jockey

DJとは?

近年ではストリート文化だったDJと呼ばれる方々も、フェスやアーティストとのコラボレーションなど一般的に認知される存在となってきました。ここでのDJはターンテーブル等を駆使して、パフォーマンスなどをする仕事を紹介します。(ラジオDJとは別の仕事。)
一般的なDJはその空間や場所に合う曲をセレクトし、それをノンストップでプレイするというのが仕事のメインとなります。場所はクラブやフェスなどが多いですが、その他にも様々な場所・会場でプレイしたりとシチュエーションは多岐にわたります。ひと昔前はアナログレコードを中心に使用し、テクニックがかなり必要でしたが、デジタル機器の発展にともない、PCから直接音源を出力したりと昔ほどは容易となってきましたが、フェスなどイベント規模が大きくなるにつれ、「楽曲をセレクトするセンス」とオーディエンスを沸かす「パフォーマンス」がより重要になってきました。

DJの仕事とは

一言でDJといっても役割は1つや2つではありません。ここでは様々なDJを紹介していきます。

クラブDJ

一般的にイメージされる「DJ」です。元々はラジオDJから派生しましたが、クラブやディスコなどでDJ機材を使って音楽を流す人のことを指すようになりました。「踊っているお客さんの足を止めないように、曲が途切れないように連続してプレイする」というのがDJの基本的な役割です。 クラブDJはプレイする音楽ジャンルごとにHipHop DJ、Techno DJ、EDM DJ etc..というようにカテゴライズされるのが一般的で。また、「いいクラブDJ」とは主に2つのテクニックによって判断されます。 DJ機材を駆使してスムーズに曲をつなぐ「ミキシング」のテクニック、その場のお客さんの雰囲気や曲の好みを察知する「場を読む」テクニック、この2つです。

フェスDJ

日本でもすっかりメジャーになったEDM系フェスを中心にプレイするDJが存在します。有名なDJだとZEDDやDJ SNAKE、マシュメロ、AfrojackやSTEVE AOKIなどがいます。 これらのDJは、必ずしも「DJが上手いからフェスに出ている」訳ではなく、 「多くのヒット曲をリリースして、有名になったDJだから」大きなフェスのメインステージに立っているのです。 もしあなたがフェスDJになりたい!と思うのであれば、DJ兼プロデューサーとして大きく成功する必要があるでしょう。

ターンテーブリスト

ターンテーブルを使用して、スクラッチなど様々なスキルを駆使してパフォーマンスを行うDJです。 一昔前は主に「バトルDJ」とも呼ばれていましたが、競うことが目的ではなく、音楽的な表現を試みていることから「ギタリスト」「ピアニスト」などと同列に「ターンテーブリスト」と呼ばれるようになりました。 先に述べた通り最近デジタル機器の発展によりCDJやDJコントローラーを使用するケースも多く見られるようになりました。 有名な大会として、DMC World DJ ChampionshiosやRed Bull 3Stylesなどがあります。

レジデントDJ

クラブDJと重なる部分も多いのですが、特定のクラブでレギュラーとして定期的にプレイするDJです。レジデントDJは、例えば毎週金・土曜日というように決まったクラブやイベントで、決まったスケジュールで出演します。 逆に、不定期に出演するDJをゲストDJといったりします。

バックDJ

ヴォーカリストやラッパーなどのライブパフォーマンスをサポートするDJのことをいいます。アーティストの登場前や舞台転換の時にDJプレイで観客を盛り上げたり、ライブ中にタイミングに合わせてLIVE用のヴォーカルを抜いた音源をプレイしたり、スクラッチで間奏を演出するなどアーティストとして活動します。

その他のDJ

その他にも、様々なDJが存在します。 レゲエミュージックでいう「レゲエDJ」は、シンガーやラッパーにあたる人のことをレゲエ界ではDJ (Deejay)と言います。

どうやってなるの?

自宅でDJ機器を揃えて独学で練習し、クラブやイベントなどに出演するという方法もありますが、一般的なクラブやイベント等に出演するだけでは生活していくことは容易ではありません。DJとしてのテクニックを磨くことも大切ですが、先に述べた通り、「多くの楽曲をリリース」できる作曲家やアーティストの楽曲のトラックを制作する「トラックメーカー」としてDJ兼作曲家DJ兼トラックメーカーDJ兼プロデューサーとして仕事をしていくことで、大きなフェスに参加したり、生活を安定させていくことができます。よって、このようなスキルや経験ができる専門学校やスクールにいくことをお勧めします。また、機材も高価なものが多いので、練習に没頭できる環境もとても大切です。

DJ
を目指せる専攻

4年制スーパーeエンターテイメント科

サウンドクリエーター本科

アニメ・ゲーム・ポップス・ワールドミュージックなど、幅広い楽曲制作力はもちろん、AI作曲など最先端テクノロジーを駆使しながら、クオリティが高く創造力に富んだ楽曲を創り出せるクリエーターを育成します。

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3年制音楽ビジネス科

作曲&アレンジャー専攻

J-POPからEDM、HIP HOP、ROCK、アニソン、ボカロをはじめとする全てのジャンルで、作曲法、編曲法を中心に、音楽制作全般を学びます。自分のオリジナリティを武器に自分らしい音楽・楽曲制作ができる作曲家・プロデューサーを目指します。

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3年制音楽ビジネス科

レコーディングエンジニア専攻

音響のスペシャリストとして、アーティストの楽曲レコーディング、アニメ作品の収録、映像作品のMA、ライブ配信、収録など様々なスタイルの音響技術やエンジニアリングを学ぶことで、クオリティ高い「音」を創り上げることができるエンジニアを目指します。

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OPEN CAMPUS

なりたい職業を体験